子育て日記

「視界に見える黒い点が消えない」ある日旦那に言われ病院へ。

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ある晩、旦那が、「眼科に行かないといけないかもしれない」と言い出しました。もともと病院嫌いな旦那だったので、自ら病院に行くと言い出したことに驚いたのですが、話を聞くと視界に見える黒い点が消えないというのです。

旦那はその日よりも少し前から、左目の視界にゴミのようなものが見えると言っていたのですが、家でしょっちゅうパソコンばかり見ているから、目が疲れているんだろうと思って「ふ~ん」程度にしか反応していませんでした。

それがある日突然、眼科に行かないといけないと言い出すものだから、直感?なのか何なのかわかりませんが、いつものように「ふ~ん」とは聞き流せる感じではありませんでした。

近所の眼科で大学病院を勧められる

そして翌日、駅前の眼科に行ってみてもらうと、飛蚊症かもしれないとのこと。場合によっては手術が必要かもしれないから大学病院で診てもらうようにと言われ、眼科の治療で有名らしい杏林大学病院に紹介状を書いてもらいました。

目の検査をするために、瞳孔を開かせる目薬を差していたのですが、その薬効が切れるまでには少し時間がかかるので、自転車や車は運転しないでくださいと言われました。

そんなこと言われても、家まで歩いたら軽く30分はかかるので、気をつけながら二人で自転車で帰宅しました。

視界に見える黒い点の正体

駅前の眼科では細かい検査をしたわけではないのですが、ただ、手術の可能性があると言われたことで私の頭の中はいっぱいでした。

単なる手術じゃありません。目の手術、怖すぎます。基本的に、体のどの部分の手術でも怖いですが。(;´・ω・)

もうかれこれ3年ほど前のことなので細かい時系列までは覚えていませんが、翌日とかに杏林大学病院に予約して行きました。

仕事はもちろん休ませてもらいました。

で杏林大学病院で診てもらい、「視界に見える黒い点が消えない」と言っていたその黒い点の正体が、網膜の破片だということが分かりました。

なんと旦那の左目は網膜剥離を起こしていて、剥がれた網膜の破片たちが目の中を漂っていたそうで、それが視界に黒い点として入り込んできていたのです。

早急に網膜剥離の手術を受けることに

結構、状態はよくなかったようで、早急に手術を受けるようにと言われました。

ずしーんと重みがのしかかりました。と言っても手術をするのは旦那で、誰よりも私が旦那の心を支えてあげないといけないのですが、私にはそんな余裕がありませんでした。

たかが網膜剥離の手術でと思われるかもしれませんが、基本的にメスとか針とかが体に触れるとか怖すぎるので、表情も心境も不安でいっぱいになりながら言葉だけ「だいじょうぶだよ」って言ってあげました。

そんな私とは正反対の旦那は平然とした感じでいて、不安丸出しな私に対して「大丈夫だよ。」と言ってくれました。

医者にとっては網膜剥離の手術は簡単な手術の部類に入るようで、先生たちの会話からそれが伝わって来ました。

というのも、手術の前日だというのに手術をしてくれる先生がまだ決まっていなくて、誰がやるのがいいかな~みたいな軽い調子の会話でした。

大丈夫だろうか・・・と不安にもなりましたが、それくらいに大変な手術ではないということだろうと思うことにしました。

うちの旦那は急に手術することになったので、手術室が予約でいっぱいでした。だから手術のスケジュールに空きが生じて手術の時刻がはっきりしたら、同時に先生も決まるといった感じでした。



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網膜剥離の手術と同時に白内障の手術を勧められる

なんとか手術の日程も決まり、先生も決まり、旦那の網膜剥離の手術が行われました。網膜剥離の手術(網膜復位術というらしい)と同時に白内障の手術も進められましたが断りました。

網膜剥離の手術をすると後遺症として白内障になりやすいため、目の中にある水晶体を人口レンズに変える白内障の手術を網膜剥離の手術と同時に行うケースが多いようです。

とは言え旦那はまだ40代前半。網膜剥離の手術をしたからと言って白内障に絶対なるわけではないようだったので、人口レンズにしないでいられるのならそれに越したことはありません。

旦那も私もそれを望んだので、白内障の手術は受けずに、網膜剥離の手術のみを受けることにしました。ちなみにそれから3年経ちますが、白内障には今のところなっていないので、あのときの選択は正しかったと思っています。

大変だったのは網膜剥離の手術後のこと

幼いころ父や母の手術を待ったことはありましたが、物心ついてから、人の手術を待ったのは初めてでした。

手術中というランプが点灯している間、心配で心配でたまりませんでしたが、無事に手術が終わり車いすに座った旦那が手術室から出てきました。

その旦那が、顔をずっと下に向けているんです。寝てるんじゃなくて、首だけ直角にして下を向いてるんです。これが網膜剥離の術後の一番大変なところでした。

専門家ではないので細かいことはわかりませんが、網膜剥離の手術は剥がれた網膜をもとの場所に戻す手術です。だから網膜が元の位置にとどまっているようにするために、目の中にガスを入れるんです。

書いてるだけでちょっとゾクゾクしてきますが、そのガスが抜け切るまでは物理的な理由でずっと目を下に向けていないといけないんです。

だから旦那はトイレに立つときも下を向いていたし、座ってご飯を食べるときも下を向いていたし、寝るときもうつ伏せでいました。首が凝るとかそんなこと言ってられません。何よりもまず網膜をもとの位置に戻すことが大切で、術後の期間にそれが出来ないと元も子もなくなり再手術になってしまうからです。

病院で、うつ伏せになるときに息ができるようUの字になった枕を買うように言われたので、購入して、旦那は常にその枕に顔を突っ込んで休んでいました。一週間ほど入院して無事退院。

それから月一で通院していましたが、特に問題もなく順調に回復し、今は普通に過ごせています。

視界にゴミのようなものが少し残っている

手術の前から医者に言われてはいましたが、術後も少し視界に黒い点が消えないで残っていると旦那が言っています。それは剥がれた網膜の破片を拾いきれないから仕方がないようです。

でも最初に眼科に行ったときほどではないらしく今はさほど気にならないようです。

Uの字の枕はそれなりに値段もしたこともあり、もしかしたら反対の目も網膜剥離になるんじゃないかとも思ったりして、最近まで押し入れの中に入れてありました。でも、いまのところ再発はしなそうだし、何よりも二度と網膜剥離になってほしくはないので、その思いを込めて処分しました。

何はともあれ、こうして何不自由なく見たり感じたりできるということは、本当に感謝すべきことだと思います。
起きている間中、ふたつの目で色々なものを見ていられること、旦那や子ども達、家族の姿を目で見て愛を感じ、喜びを感じ、幸せを感じられること。

そんな何気ないことにも幸せを感じられる心の余裕をもって過ごしていきたいと感じさせられた出来事でした。



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