平和な世界のために、あるべき姿って何だろう…

おもうこと



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「世界を平和にするために…」そんなことを考えて人生の大半を費やしてきたわけだけど…

原理原則ってあるかも知れないけど

この世界の原理原則を学び、人々が幸せになれない理由(原理原則からずれている部分)を見つけ出し…
理想的な価値観、教育観、倫理観を整理し、そこから作り出される理想的な社会、文化、そのための方法論…
そう言ったものを整理して、どう生きるべきかと言うことを提示できるようにすることは、悪いことではないと思う。

けど自分に欠けていたものがあって、自分に対しても、他人に対しても、環境に対しても、その原理原則からずれたものに、どう寄り添うのかって言う部分だったんだろうなーって、そんなふうに思う。

「これが原理原則だから!この通りに生きないと世界が平和にならないから!だから原理原則を守って!」

どんなに原理原則を守りましょう!って言ったって、心がそこに伴わなければそうはなれない。

心が伴わなければ人間は壊れてしまう

それで、「心が伴うように、原理原則をもって教育しないといけない!」そんなふうにも考えたけれど、学んできた原理原則をアウトプットすればするほどに、当然そうであったらいいと思われるようなことばかり…。

人が心の奥で、こうだったらいいなぁーって思い描く理想像って、きっと同じようなものなんじゃないかなって思う。だけど、そうなれないのは、その人が背負っている過去の経験だったり、環境だったり、抜け出せない思いがあるせいで、そんな理想像に向かえるわけないって、諦めてしまうからなのかなって。そんな自分の気持ちを無視して、原理原則だけを守ろうとすると壊れてしまうのかもなって、そんなふうに思う。

だけど自分が背負っているものも、他人が背負っているものも、全部包み込んでくれる心の拠り所みたいなものを感じられるようになれたら、きっと人は自然と、あるべきところに向かって、あるべき姿で生きていけるようになるんじゃないかなって思う。その全部包み込んでくれるそれは、「真の愛」なんだろうなって…。

こうなるとまた、「そうか、真の愛とは…」って、真の愛を言葉で説明して、世の中にあるものの中からそうでないものとそうであるものとを分けて、そうでないものに対して「こうあるべきだ!」って主張して…ってことをするべきなんじゃないかと思いがちだけど、そう言うアクションをする人はいてもいいけど、そこで欠いていけないものは、何よりも真の愛を実践するってことなんだろうなって…。



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ただそっと、寄り添うってこと。

真の愛で寄り添うということ

それが私には欠けてたんだろうなって…。

ただそっと寄り添うって小さなことだから目立たなくて、人として行動するだけだから誰かに評価されるってことも少なくて、寄り添った相手に裏切られることもあって、ちょっと孤独で…

だけど自分を包み込んでくれる真の愛を信じて、感じていられれば、その小さな寄り添いをすることに孤独を感じることはなくなるんだろうなって思う。

そうやって人に寄り添える人が一人いるだけで、その一人が誰かに寄り添えるだけで、その誰かがまた誰かに寄り添えるようになって、そうしたらきっとこの世の中は今よりももっと温かい世の中になれるんだろうなって思う。その世の中は、考え方によっては一瞬にして訪れる。

焦らなくてもいい。無理やり仲間を作って大きなことをしようとしなくたっていい。自分ひとりに出来ることは、小さな寄り添いなんだって、それだけでいい。きっとそうやって蒔いた温かみは回り回って伝わって、自分のところに帰ってくるんだろうなって思う。

家庭は寄り添いの場としてのスタート

家庭も大切だって学んできたけど、家庭はそう言う寄り添いの場としてのスタートなんだろうな。子供は本当に愛してあげてなんぼなんだろうなって…。ときには叱らないといけないこともあるだろう。だけど、自分がこうあるべきだと考えるところに沿っていない子供の姿を見たときに、ただ押さえつけるんじゃなくて、そっと寄り添ってあげて安心させてあげれば、自然とあるべき姿になっていけるんだろうなって…。

その姿は、自分が思い描いているものとはまた異なるかも知れない。それでも寄り添い続けてあげることが愛するってことなんだろうなって…。人は愛される中で、自分の本当にあるべき姿を見つけていけるはずだから。

こうやって書くと綺麗事のようだな…笑

だけど、そう出来ると信じていたい。

家族にも、自分や家族から繋がる隣人にも、寄り添い続けられる自分でありたい。もちろん自分自身にも。

そのために、真の愛で包まれているって、神様によって愛され続けているって、信じていたい。



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Posted by yukky