憧れのホワイトデーのキャンディバスケットをくれた人の話

diary



【スポンサードリンク】


高校卒業のとき、バイト先のマネージャーにもらったシンプルな味のくまのプーさんのクッキーは、私がシンプルな味のクッキーを好むようになったきっかけになった。シンプルな味のクッキーとの出会いの話はシンプルな味のクッキーを好むきっかけになった前倒しホワイトデーの話をどうぞ。

それから4年くらいして私は今の旦那と出会い結婚した。旦那は私に出会うまで、バレンタインのバの字も知らない人だった。別にバレンタインとかホワイトデーとか、そういうのにめちゃめちゃこだわってるわけじゃない(側から見たらそう見えるかもしれないけど…笑)、だけどそういうイベントごとって誰かに何かしてあげたいっていう気持ちを実行に移すきっかけになるから割と好きだ。私にとってはバレンタインもホワイトデーも、手作りのお菓子を誰かにプレゼントするきっかけでしかない。

17年の結婚生活をしてくる中で、旦那にホワイトデーのお菓子をねだったこともあった。もうね、バレンタインもホワイトデーも興味がない人だから、意味合いなんて考えてくれなくてもいいって思ってるんだけど、一年に一回くらい、自分好みのクッキーを誰かからもらってみたいだけ。シンプルな味のプレーンクッキーを…。「シンプルなやつね!ゴテゴテしてないやつ!」と頼み、旦那は「分かった」と言って買いに行くのだけど、買ってくるのはめちゃめちゃ甘いチョコやらナッツが入っている輸入の甘さ抜群のクッキーだったりして。

え???どこで、そうなっちゃったの?これが、旦那にとってはシンプルなのか?と思って聞くと、「シンプルもいいけど、こっちのほうがおいしいかなって思って」と。甘いもの大好きな旦那なので…完全、旦那好み。それからは、旦那にプレーンクッキーを求めるのは諦めた(笑)



【スポンサードリンク】


女心を掴むっていう意味では旦那よりも義弟のほうがセンスがあった。義弟は義理実家で一緒に住んでいたんだけど、私の憧れをズバッと当ててくれた(笑)シンプルな味のクッキーとは別に、もうひとつ私の中での憧れがあった。その話をちょっとしよう…。

私は韓国の家に嫁いだ。当時の韓国は、バレンタインやホワイトデー、ペペロデー(ポッキーの日)などお菓子が絡むイベントは、日本よりも大々的に売り場が飾られて盛り上がっていた。ホワイトデーのことをすっかり忘れて買い物に出かけても、スーパーの売り場を見ると一気にテンションが上がる感じ…。雑貨屋さんなんかでも同じくホワイトデー仕様になっていて、並んでいるお菓子を見ているだけでもウキウキした。

どんなお菓子が並んでいるのかと言うと、両手で抱きかかえるようなサイズのバスケットに、飴玉がいっぱい詰められていて、その真ん中にぬいぐるみが入っていたりする。恋愛経験ゼロで旦那に出会って結婚に至った私にとっては、「こういうのちょっともらってみたいなぁ~♡」って、別にそんなに欲張ってるつもりはないんだけど、一度くらいこういう可愛いもので癒されてみたいな~っていう憧れ。

だけど、旦那は冒頭にも書いたように、バレンタインのバの字も知らない人。当然、ホワイトデーだって知らないし、ホワイトデーのシーズンに飴玉と可愛いぬいぐるみが入っている両手で抱えるくらいの大きなバスケットが売られていることも知らなかった。

ホワイトデーの夜、仕事が終わって帰ってきた義弟は、くまのぬいぐるみが入った飴玉ぎっしりのホワイトデーバスケットを買ってきてくれた!「姉さんの欲しいものはこれでしょ!」って(笑)「そうそう!!」あのときはテンション上がったなぁ。20代前半のキュン!とした出来事だった。旦那も義父も、「何これ?これが欲しかったの??」ってなってた…。懐かしいなぁ…。

今日の話はここまで♡(笑)



【スポンサードリンク】


diary

Posted by yukky